鉢植えのカラーを生けた。一種生。復習（2024年6月2日）

今日は黄色いカラーの一種生だった。

鉢植えが用意されており、鉢植えの根元からカラーを切り、生けた。

カラーの根元をみる機会はないので、面白かった。

花は、前後の葉に包まれた形で咲いている。
向かい合う二枚葉の真ん中に花がある。

カラーは、花を生ける時は、葉を和合にする。
葉を和合にするというのは、花がある時はあしらいの葉を向かい合わせにするということ。

自分が生けた時のカラー。
体の花が陽方に行ってしまった。
また、先生に「体先の葉が弱い」と言われたので、別の葉に交換した。

先生が生けたカラー。
体の花が真を向いている。

そして、体にしていた葉を一枚抜き、体奥として、真の後ろに挿していた。
体奥は真の後ろに挿し、そして体先よりも内側に入っている必要がある。

テキストの「アガパンスツ」を参考に生けると先生に言われたので、アガパンスツのページを見ながら挿した。

「真副の間遠く、副体の間短く」いける、と書いてあった。
また、「花が和合して生じる葉の間から抜き出て咲く性質を写して、花を高く、葉を低く扱う」と書いてあった。

生け花は楽しかったが、帰り道、胃がムカムカして気持ち悪かった。

午後になったら、どしゃぶりになったので、その影響だったのだろうと思う。